GEKKOTA

そろそろ毎年恒例、地獄のツーリングの時期になりましたｗ
ほんとに地獄を味わうかどうかはともかく、対策だけは欠かせません。

そこで今年は秘密兵器を投入。
「ヤモリ」の異名を持つ例のアレですｗ

以前にリエゾンに少数入荷するという話を聞いていたのでお取り置きしてもらっていましたが、今回ついに交換を実施！

そう、IRCのix-09w GEKKOTAです！

ヒルクライム専用かよｗ

で、現物を拝んでみました。

サイドウォールに輝く「GEKKOTA」のロゴ。

おー。これがゲコ太。
触ってみたらめちゃめちゃ柔らかい。
ブロックは勿論、タイヤ本体もふにゃふにゃ。

ix-09wのパターンにTR011 TOURISTのコンパウンドを使った変態タイヤだそうですｗ

手前に写ってるのはヘビーチューブ。
なんとこのタイヤ、ヘビーチューブの使用が必須なんだそうで。
そらまあ、あんなに柔らかいんじゃなあ…。

しかも、注意書きまであります。
これに同意しないと売ってもらえないんだそうで。

内容を一部書き出しますと…

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■特徴

難所系エンデューロ専用タイヤ。
ガレ場・グリップの悪い腐葉土・ウッズ・木の根・砂の浮いた岩盤・沢など、従来のエンデューロタイヤではグリップしにくい、あらゆる難所で突出したグリップ性能を発揮。ヒルクライムでも性能を発揮。
適したコース：池の平（愛知）、鈴蘭、爺ヶ岳など

■注意事項

難所系エンデューロという特殊な用途での使用を前提としたタイヤであり、商品の特徴を把握した上でご購入いただきたい為、販売ルートを明確にしたいと考えております。
よって下記条件に賛同いただけない場合は購入をご遠慮下さい。

・本タイヤは難所系エンデューロコンペティション専用タイヤです。公道走行不可のタイヤです。
・製造上、ブロックの一部にかすれが出たり、エッジが欠ける可能性があります。外観が気になる方はご購入お控え下さい。
・当製品は難所系エンデューロ専用スペシャルタイヤとして認識して下さい。製品の特性上、ライフが短い旨ご了承下さい。
・ハード路面の高速走行は避けて下さい。（タイヤが損傷する恐れがあります。）
・通常のモトクロスタイヤと異なりますので、モトクロスタイヤと同じ走り方をするとブロックが飛ぶ可能性があります。
・特殊なコンパウンドを使用している為、ブロックの根本にクラックが入る可能性があります。競技用タイヤの為、クレームは一切受け付け致しません。
・サイドウォールも非常に柔らかい為、パンクのリスクが高まります。
ヘビーチューブの使用を強くお勧めします。←（これほんとに強調してあったｗ）
・使用後の苦情、返品は受け付けませんのでご了承下さい。

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等など。

こいつぁ、あっと言う間に終わりそうですねｗ
パンクさえしなきゃいいんだけどな…。

まあパンクの件は知りませんでしたが、ある程度は分かってた事なのでさっそく交換をお願いしました。

まずは今のPIRELLI SCORPION XC Midhardの取り外し。

硬化してんのか、なかなか外すのに手間取ってる様子。

ビードもなかなか落ちませんでしたが、ようやく何とかなったようです。

チューブからまるごと交換して作業終了。

作業ありがとうございまーす！

どんだけグリップするのか楽しみですねー。
ちなみにタイヤサイズは110/100-18。
今までのが120/100-18だったので幅はちょっと狭いですね。
まあ、直接比較するもんでもないか…ｗ

ちなみにこのゲコ太、現行モデルとは仕様が変わっています。
ていうか今年の3月注文分なので旧仕様です。
今年の6月注文分から新仕様に変わってるようです。

>現行GEKKOTAのグリップ力を維持しながらサイド剛性を高め、高速域での安定性、コーナリング性能を改善しました。
>JNCCに関しては第4戦以降、新仕様のGEKKOTAのみ公認タイヤとなりますのでご注意願います。

だそうで、逆に言えば旧仕様はサイド剛性が弱く、高速域、コーナーリングで不安定だって事ですねｗ
まあ試作品に毛が生えた程度のもんだろうし、とりあえず試してみないとねー。

とは言っても乗り方も変えないとなー。
今までみたいに路面を削るような乗り方はNGだろうし、トラタイヤっぽいグリップ重視の乗り方になるのかな。
クラッチワークとかシビアになりそう…。
まくれないように気をつけないとですねｗ

まずはこれで準備OK、後は走ってのお楽しみ。